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佐藤のカラダ語り vol.2 『腰を回さないの!?じゃあどこ回すの?』

皆さん、こんにちは。

佐藤のカラダがたりvol.2 『腰を回さないの!?じゃあどこ回すの?』です。


なんだがだんだんと秋が深まってきましたねー、とか言いたいんですが、秋ほとんどありませんね。急激に冷え込んでおりますが、みなさん体調お変わりないでしょうか?


ちなみに筋トレをすると免疫力が下がるため風邪を引きやすくなり、これを「オープンウィンド」と呼びます。この予防に大事なのはタンパク質と炭水化物の摂取です!


皆さん、食欲の秋、もはや冬、しっかりと食べて過ごしましょう! 「オープンウィンド」については”リハビリmemo”さんというサイトで分かりやすくまとめられていますので、どうぞご覧ください。 https://www.rehabilimemo.com/entry/2018/10/11/153432

さて早速話が脱線しそうなので、進めていきますね。

本日のテーマは『腰を回さないの!?じゃあどこ回すの?』。


前回の『腰を回せ!はうそ!?』で

「腰は回らない!」

と声高々に書きましたが、じゃあどこを回すの?って話です。


結論から言いましょう!


股関節

です。


今日はの話をしますね。


「えっ?胸って回るの?」

回るんです!詳細に言うと胸椎椎間関節という関節が回ります。


この図をご覧ください。



(竹井仁 著、姿勢の教科書より引用改変)


前回は腰(椎)に注目しましたが、今回は胸(椎)に着目してみましょう。

一つ一つの骨は腰と同じくらいか、やや広いくらいですが、この胸椎、12個もあるんです。腰椎の2倍以上の数です。数が多ければ正義!という訳ではありませんが、あくまでも多く回るのは腰ではなく胸の方、ということですね。


「じゃあなんで腰よりも胸が回るんですかー!」ってことになるんですが、これは関節面の角度が影響しています。


下図が腰と胸の関節面の角度です。




White, A.A, and Panjabi, M.M.: Clinical Biomechanics of the Spine.より引用改変


注目していただきたいのは右図の方です。これは上から背骨をみた図です。胸の方が平たく、腰の方が角度が大きくなっていますよね。

この角度が大きくなればなるほど、回そうとした時に骨と骨が接触して可動範囲が狭くなっていく、ということです。


少しマニアックな話ですが、この特徴というのは人間が進化の過程で直立するまで遡ります。もともと四足歩行の際は全ての背骨は均一な回旋可動域を持っていたのですが、立つことによって歩くときの安定性、と座ったり立ったり寝たりと様々な姿勢を取る可動性を同時に腰が求められました。そのちょうど都合のよかった角度が5°ということなんですね。神秘です。



犬塚則久著、ヒトの形5億年より引用


ちなみに首に着目してみると、ほぼ平らですね。だから首はめっちゃ回るんです。

だって、車のバックなどの際、後ろを振り返ろうとしたら、まず顔を向けますよね。これが首の動きです。最近はバックモニターの出現で首を大きく回さなくなりましたね。


この前、ちょうど免許更新だったのですが、

「一度はしっかりと首を回して直接後方を確認をすること、これ大事です。」

と教官の方がおっしゃっていました。バッグのためにもカラダメンテナンスですね。





首を回す場合でも胸の動きはとても重要で、胸が回らないと首が過度に回っちゃうんですね。これはこれで首へのストレスが増えてしまいます。


このように胸(椎)の動きは非常に重要なんですが、動きにくくなる特徴が一つあるんです。それは、首や腰にはない特徴です。



そうですね。肋骨です。肋骨は全ての胸椎からそれぞれ出ているので(厳密には違うんですが)、12本あります。英語では肋骨や胸骨などを含めて”rib cage"と呼ばれています。まさにですね。硬いわけです。


胸(椎)は、この肋骨周辺の筋肉や靱帯の影響をもろに受けるため硬くなりやすいんです。


「じゃあどうすれば動くようになるんだ?」という疑問にはまた今度お答えします!

次回はもう一つの回すポイント、股関節について「ぐるぐる回る股関節」というテーマでお話しします! 是非、お楽しみに。 シニアフィジカルパートナー

佐藤祐輔

 
 
 

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