2020年4月12日3 分
こんにちは!
コロナウイルスの影響で、練習ができない日々が続いています。
今までに経験したことがない状況なのでなかなか難しいですが、少しずつ適応してきているように感じます。
そう思えているのは、この状況「でも」できることではなくて、この状況「だからこそ」できることに目を向けられているからなのだと思います。
今できることは、物理的には制限されているかもしれませんが、捉え方によれば普段よりも広がっているフィールドはあるはずです。
今回はその中でも、自分が前からやりたかった取り組みが最近実現した例とそこからの学びについて書いていきます。
以前のブログにも書きましたが、自分はいろいろな部活と交流をすることでリソースを共有し、より質の高いチームや大学スポーツ界を作りたいと考えています。
しかし、練習時間の兼ね合いなどもあってなかなか交流の機会は作れず、このままだと中途半端になってしまうなと思っていました。
そこで、どうやって機会を作ろうか考えていたところ、部活動が自粛になり、時間が生まれました。
これは今やるしかないと思い、幹部だけでもいいからzoomを使って交流出来ないかなと考えていたところ、丁度ア式蹴球部さんからの提案。
「主将副将主務あたりでサミットしますか??笑」
その言葉、待ってました。
とんとん拍子でスケジューリングは進み、すぐにサミットは開かれました。
今回の形式はお互いの悩みを相談しあうという感じでしたが、そこだけに限らず色々な意見交換ができました。
本当に勉強になることばかりでたくさんインプットさせていただいたのですが、それは企業秘密かもしれないので、今回は「二つの部活やスポーツを比較する中で自分達に実はあった強み」みたいなものを学びとして書いていきます。
それは、「教える力」です。
これはアメフト部特有の力だと思います。
アメフト部は高校までアメフトをやっていた人が6割、他のスポーツをやっていた人が4割という比率で構成されています。
何にも知らない状態で入ってくる自分のような未経験者に対して、先輩や経験者の同期がルールやスキルについて一生懸命教えてくれるのです。
そのお陰で、上級生になるころには未経験で入ってきた人も、人に教えられるレベルまで成長します。
これは小さい頃からやっている人が多いスポーツにはなかなかない光景です。
今は「教える力」とまとめていますが、その中には「言語化する力」や「相手の気持ちを汲み取る力」、「イメージ力」などいろいろなところにも広げられます。
これは今後、一つの武器として何かに応用できそうです。
これに気付くことができたのも今回のサミットがあってのことでした。
今回の取り組みを通して、実際に会うことは出来なくても、“密度”の濃い時間を協力してつくりだすことができるということがわかりました。
協力していただいたア式蹴球部の幹部の方々、本当にありがとうございました!
次回も楽しみです!