yu yoshimura

2020年4月30日2 分

無駄を愛するということ

こんにちは!

5月になりました。

いよいよ春シーズンと言いたいところですが、Stay Homeな毎日が続いています。

今回は「この自粛期間中、失いがちだけれど実は大切なもの」について書いていきます。

現在の生活は、今までの大学生活とはかけ離れた状態にあります。

外に出るにしても自宅近辺、実際に会って話す人はほとんど家族のみ、ミーティングはオンライン、電車に至っては1ヶ月以上乗っていません。

このような生活によって、いろいろなものが失われています。

失ったものを整理している中で、「これって実は大切なんじゃないか」と思ったものがありました。

「雑談」です。

グランドに集まって練習していた頃の会話量と、今の生活の会話量には膨大な差があります。

ただ、現在もミーティング等は行っているので、チーム運営にかかわるような必要最小限の会話は出来ています。

膨大な差は、「雑談」にあるのです。

グランドや部室での会話を思い出してみると、ほとんどがどうでもいい話です。

昨日のテレビの話、練習中の面白い出来事、面白い動画の話などなど...

しかし、このどうでもいい話が大切なのです。

この雑談によって、新しい発見があったり、ストレスが発散されたりしています。

逆に雑談をしない今は、どんなに面白いことや悩み事があってもそれを発する機会がなく、気分が落ちてしまったり、悩みを一人で抱え込んでしまいがちです。

顕著な例としては、この期間で下級生と面談をする機会があったのですが、堅苦しいものにせず、最近ハマっていることの話へもっていくようにしました。

すると自然に会話も盛り上がり、聞き出したいこともすんなり出てくるようになりました。

なかなか発散する機会がなかったのだと思います。

自分としても、チームメイトの意外な一面のようなものを知れて、また一つ成長できました。

現在チームに一番必要なことは、真剣に何かを話し合うこともそうですが、もしかしたら「雑談」することで何かしらを発散することなのかもしれません。

コロナ禍で、世の中はどんどん効率的になっていくといわれています。

そんな中でも、あえて無駄を大切にするということも大切なのではないかと思いました。

2010
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