yu yoshimura

2020年3月28日3 分

「ありがとう」に気づく

こんにちは!

前回のブログをツイートしたところ、ア式の外池監督をはじめ、たくさんの人の協力もあり、多くの人が読んでくれました。

本当にうれしい限りです!

今回も読んでもらう人のことを考えながら、価値を感じてもらえるような文章を頑張って書いていきます!!

さて、今回はチームで一度やってみた取り組みについて書いていきます。

アメフト部では、1日の練習の最初に、前に立つ人が今日の全員の目標であったり、全員に意識してほしいことなどを発表します。

ちょうど自分の番だったので、昔から温めていたものをだしました。

内容は、「どんな些細なことでもいいから、とにかく「ありがとう」と口に出して伝える」というものでした。

名付けて、「ありがとうキャンペーン」です。

「昔から」と言いましたが、時は中学生の頃まで遡ります。

ある野球のクラブチームに練習体験にいったときのことです。

内野ノックを受けていると、だんだんと地面が荒れてきて、イレギュラーバウンドも多くなってきます。

そんな中、1人の選手がスッといなくなったと思ったら、地面を慣らすためのトンボを持ってきてくれました。

気が効くなぁと思っていると、周りで一緒にノックを受けていた選手たちが全員、「〇〇くん、ありがとう!」「トンボ持ってきてくれて、ありがとう!」と言いだしました。

ほんとに全員が別々にその選手に向けて言っていました。

衝撃でした。

おこっている問題にすぐ気づいて行動する人間がいること、それに対してしっかりと「ありがとう」と個人個人が目を見て言える集団であること。

いいチームってこういうことなんだろうなぁと思いました。

そんな経験を思い出していた矢先、マネージャーにアンケートをとってみると、「練習のビデオを撮っていることに対して、ありがとうと言われるだけでも本当に嬉しい」という言葉がでてきました。

ここで気づかされました。

大学生になって、「ありがとう」を言えなくなっているし、言われた側はめっちゃ嬉しいのです。

「ありがとう」という言葉には、「サンキュー」や「あざす」にはない、独特の温かさがあるように感じます。

これを全員が伝えあえたら、どんなにいいものか。

コロナウイルスで活動も制限されるなか、スタッフの仲間達は選手達がいつも通り練習できるよう、いつも以上に働いてくれています。

まずはそこに対して気づき、しっかりと「ありがとう」と伝えられるようになるだけでもチームとして成長できるんじゃないかなと思いました。

キャンペーンをした日は少しだけ「ありがとう」の数が増え、少しだけいい雰囲気になったように感じました。

チームというものは、必ず誰かが誰かのために動いている瞬間があります。

果たしてそのなかのどれくらいに気づけていて、どれくらいに対して「ありがとう」と言えているでしょうか。

感謝を伝える、と簡単には言えますが、感謝を伝えるべき相手に気づくというステップがそこには隠されています。

自分のために動いてくれている人に気づけているかどうか、辛いときに気づけるかどうかが、「いいチーム」や「いい選手」になるための物差しになるのだと思います。

1日だけのキャンペーンに終わってしまいましたが、これは継続してやっていく必要があるとこのブログを書いて改めて感じました。

「ありがとう」が飛び交うチーム、目指していきます!

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